2016年1月アーカイブ

子どもはしばしばその場の雰囲気と不調和なことばや動作で、おどけたりふざけたりすることがある。

あたかもそのような場面の不協和をつくりだして仲間と楽しむかのように、静粛・整然としてあることを求められる場面などに限って"脱線行動"を発揮する子どもがいる。

保育者にとって禁止統制の問題対象になりやすい。

外見的には「集団を乱す」行動に見えても、その内面にユーモアの感覚が育つ姿を読み取る指摘もある。

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笑い

子どもの笑いは感性の育ちを占う貴重な指標である。

乳児の微笑反応は愛着関係の成立を示すサインであり、以後ほほえみが親和の感情表現として成り立つことを示している。

笑いは多様な反応を表現して複雑な精神世界を暗示する。

笑いには(1)身体刺激への素朴な反応、(2)話やできごとのおかしさ、(3)達成の喜び、(4)社交的なマナー、(5)親密さや親しさ、(6)感情を隠す虚偽のポーズ、(7)精神疾患などの原因が指摘される。

これほどに複雑な心の世界を反映するのに、人間の日常的で通常的でもある表情であるために軽視されがちで、問題が成立しにくい。

保育者のテーマとしてむしろ「笑わない子」の事例から、笑いの心理を学ぶものがあるといえる。

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健全な発達をしている乳幼児は、目、耳、鼻、手などを働かせ、絶えず周りの環境を探求しようとしている。

この事実を調べ、試し、知ろうとする欲求を好奇心という。

乳幼児は好奇心を満たすために観察、学習、理解といった自分の持っているあらゆる能力を活用する。

それは、結果的に知識や技能を獲得することになり、再び新たな好奇心を生み出すことにもなる。

乳幼児期は、好奇心が旺盛な時期であるので、好奇心を十分に満たすことができる環境を準備すると共に好奇心を高めていく指導が大切である。

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子どもは、自分の属する社会とのかかわりによって、社会的な人間としての人格を形成し、社会的規範を学習する。

社会化には、その社会に共通のものの見方・考え方といった行動の規範や生活習慣を身につける面と、集団の中で自分の役割を身につけて集団行動が上手にとれるようになるという面がある。

乳幼児は、母親の全面的な庇護の下に成長・発達していく。

したがって、母子間に基本的信頼感が形成されることが、社会化への出発点である。

そのうえに、排泄、睡眠、食事など、人間らしい日常生活をするための基本的な習慣を身につける。

いわゆる「しつけ」が行われるのである。

この点でも母親の役割は大きい。

社会化には、親や身のまわりのおとなが意図的にしつけることだけではなく、親やおとなが「すること」を子どもが模倣して身につけることが多いので、子どもに接することの多いおとなは、その行動に十分気をつけなければならない。

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親業

主婦としての役割が主婦業なら、親としての役割を果たすことが親業である。

親業訓練とは、臨床心理学者T.ゴードンが開発した親としての役割を効果的に果たすための親子間の具体的なコミュニケーションの訓練で、1回3時間で8回、計24時間の体験学習である。

たとえば、子どもが悩んでいる場合には、親はカウンセラーのように「能動的な聞き方」によって子どもが自分で問題を解決するように手助けする。

逆に、親が子どもに悩まされている場合には、「わたしメッセージ」で親の気持ちを子どもに素直に伝えることで、無理なく子どもの行動を変えることができる。

日本でも、1980(昭和55)年に親業訓練協会が設立されて、広く活動している。

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