子どもの笑いは感性の育ちを占う貴重な指標である。
乳児の微笑反応は愛着関係の成立を示すサインであり、以後ほほえみが親和の感情表現として成り立つことを示している。
笑いは多様な反応を表現して複雑な精神世界を暗示する。
笑いには(1)身体刺激への素朴な反応、(2)話やできごとのおかしさ、(3)達成の喜び、(4)社交的なマナー、(5)親密さや親しさ、(6)感情を隠す虚偽のポーズ、(7)精神疾患などの原因が指摘される。
これほどに複雑な心の世界を反映するのに、人間の日常的で通常的でもある表情であるために軽視されがちで、問題が成立しにくい。
保育者のテーマとしてむしろ「笑わない子」の事例から、笑いの心理を学ぶものがあるといえる。
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