歩行が徐々に巧みになり全身の動きが自由になってくるにともない、旺盛な好奇心に手先の操作が加わって、動き回っては、つぎつぎと"いたずら"を始めるのがこの時期の特徴であろう。
市販の玩具のみではなく不用の日用雑品などを工夫して、探索的な興味を誘う遊び、手先の操作をともなう遊びの環境をつくり、思ったように繰り返して試みることができるようにする。
模倣によって同じ遊びをしたがることもあるので玩具や遊具を数多く整え、奪い合いをできるだけ避けるようにする。
トラブルが起きた場合も保育者の望ましい対応によって気分を転換させるなど不快を長びかせないようにしたい。
また、戸外の自然の中で思う存分身体を動かす遊びや土、砂、水、石、草などの自然物に触れての探索的な遊びもかかせない。
健康面から考えても、安全に留意しながら積極的に戸外で日光を浴び、思う存分遊ばせたいものである。
独立心の芽ばえから、機能的には未熟であるのに、食事や着脱など生活の面で、自分でしようとする行動が見られるようになり、おとなの介助を拒否することがある。
十分にふれあい快い状態の中で養護を行うことを基本としながら、"自分でしようとする気持ちのあらわれ"を大切に受けとめ"自分でする喜び"に向けていくようにする。
模倣を動機としての他児とのかかわりも見られるようになるが、友達としての結びつきを急ぐことはない。
まず保育者との安定した関係が大切であって、それを土台としながら、すべての面の発達が促され自立に向かうことができるのだということを心に留めておきたい。
JDPホールディングス株式会社
