2歳児は赤ちゃんから脱して幼児らしくなっていく過渡的な時期であるといえる。
生活に必要な行動もある程度自分でできることが増し、おむつもはずれる。
自分では十分にできないのに思い通りにならないと、泣きわめいたり大暴れをしたりするが、その半面甘えたい気持ちも強い。
感情が激しく、依存から自立へ揺れ動いている時期であることを理解し、さりげなく手をかけてやり受容しながら対応する必要がある。
玩具の奪い合いなど他児とのトラブルも多いが、保育者が仲立ちとなって、少しずつ相手の気持ちをわからせながら友達と遊ぶ楽しさを経験させていく。
全身運動がなめらかになってくるが、バランスと統制にかかわる基礎的な運動遊びの場をつくり、自発的に興味をもって遊ぶように仕向ける。
安全面への危惧から子どもの行動を制限しないように、十分に見守りながら運動に対する意欲を育てるようにする。
細かい指先を使う遊びや鋏の使用を取り入れたり、並べたり積んだりしながら形づくる興味をもたせることもよい。
この手先を使う遊びが生活面とも関連しながらその巧緻性を増していくのである。
ダンボール箱を風呂に見立てて身体を洗うふりをしたり、乗物に見立てて運転をしているつもりで遊んだり、ごっこ遊びを好んでするようになる。
この模倣・想像の遊びは、ことばを使い友達とのかかわりをもつよい機会となるので、遊びが発展するような日用品などを環境に取り入れておく。
こうした遊びの楽しさが、また一緒に遊ぼうとする気持ちを育てていくのであるが、まだ集団として扱わず、個を主体としながら友達とのかかわりを楽しませる時期であって、徐々に3歳児以降の集団としての行動に向かう大切な過程であると考えたい。
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